医療ドラマや、入院した時に看護師の働く姿に憧れて看護師になる人も多いでしょう。
ところがいざ看護師になってみると、想像しているよりもはるかに大変だったと、理想と現実のギャップに戸惑ってしまうことも少なくありません。
実際に働いている看護師はどのような悩みを抱え込みやすいのでしょうか。
看護師の仕事はハードと言われていますが、その中でも特に夜勤業務がキツイと感じる看護師が多いです。
看護の仕事は人を対象としており、24時間稼働している病院では、夜勤がつきもの。
夜勤は本来寝ている時間に仕事をするため、体内時計が狂い、自律神経失調症や不眠症を発症する恐れがあります。
睡眠の質が低下すると疲れが取れにくいため、なおさら看護師の仕事が辛いと感じやすいでしょう。
生活リズムが崩れると体調を崩しやすいので、週に1~2回程度の夜勤の場合は、日勤に合わせて寝る時間を調整してみましょう。
夜勤入りの前の日は、ついゆっくりと過ごし夜更かししていまうということがあるかもしれませんが、できるだけ毎日就寝時間を変えないということが大切です。
また、疲れがたまっているとついつい寝だめしがちですが、寝だめは睡眠改善の効果があまり期待できません。
自分の体の体内時計に合っていなければ効果的な睡眠にならないので、休日でもいつもと同じ時間に起きる、寝るということを心がけると体への負担が少なくなります。
看護師は激務による体の疲れだけでなく、仕事の責任の重さに精神的な疲労もともないやすいので、質の良い睡眠を取ることが大切になるでしょう。